何時

欠陥製品 杉原逸月

あけましておめでとうございました(ポエミーver.)

年が変わっただけで、大きな変化があるように感じるのは何故だろう。

 

毎日少しずつ変化は起き続けているのに、誰も見向きをしない。

 

誰かが勝手に決めた節目にあやからないと、振り返ることも許されないのか。

 

俺がドラムをぶっ叩いてる間にも、友達は彼女を作って、サックスして、楽しそうに宜しくやってる。

 

満身創痍で駆け抜けた一年も、振り返れば短い道のり。

 

頑張ったっていつか死ぬ。

死ぬまで頑張るなんて苦しい。

 

だせえ人生を送ってる奴ほど、楽しそうにしてる。

楽しいことを考え過ぎて疲れてる俺が馬鹿みたいに鏡に映る。

 

ノーミュージックノーライフとか、タワーレコードの常套句も、鼻で笑えるくらいに音楽に依存しなくなったら、俺はどうなってしまうだろうか。

 

どこまでも遠くへ。

一人でも、遠くへ。

もっと遠くへ行けると思った。

 

愛想笑いで出来たシワ。

家族への鬱憤。

全部捨ててトんでしまいたい。