何時

欠陥製品 杉原逸月

アイドル

アイドルには?というか、極端にルックスのいい、(特に女性に多い)人間に虚無を感じるお話。

 

いつも通り偏見の塊です。

アイドルって、

ルックスが良いだけの人間に衣装を着せて、芸事を教え込む。

空っぽの人間に別の人が綿を詰め込む。

役割分担をして、皆で一人の人間を作る。人造人間。

まるで猿まわし。

人間はやっぱりルックスが良い人間に寄る。寄ってたかる。

群がって、チヤホヤして。

みんな憧れる。俺もそう。

だからルックスが良い奴はヘラヘラ笑って話聞いて相槌打ってるだけで人気者になれるんだ。

つまんねえよなぁ。

何も感じない。信念も。憎悪も。

 

俺は、ルックスも良くないのに、空っぽだ。

ヘラヘラ笑ってその場しのぎで生きてる。

タッパもルックスも何も無いのに、ただカッコイイ、可愛い人間に憧れてる。

無駄かもしれないけど、少しずつ足掻いてる。