何時

欠陥製品 杉原逸月

家族

多分きっと、この文を読んで嫌な気分になったり、悲しい気分になったりする人が居ると思います。

血縁関係にある人には見せたくない。

胸糞注意って感じです。

 

 

 

 

 

 

 

僕は家族が嫌いです。

一緒に居て安心もしない。

気を使わないと直ぐに喧嘩になる。

向こうが楽しそうな時は大体人のコンプレックスやらミスやらを誇張して笑っているとき。

 

地獄。

早く家を出たい。

苦しい。

辛い。

良く耐えてる。

俺は偉いと思う。

 

家族で俺は1番年下で、1番浮いてる。

それは自分が1番実感してる。

なんで浮いてるのだろうか。

きっとどこかで間違ったんだ。

遠い記憶。

初めて親に面と向かってクズって言われたのは何時だっけ。小五くらいか?

 

俺は不器用で、人と上手くやり過ごすことに長けてない。

それが家庭内で起きてる。

自分だけ笑えないあの感じが頻繁に起きる。

自分が弱いのは分かってる。

そんな自分も嫌い。

時間が解決してくれるって言うけども。

辛くて苦しくなってからもう4.5年は経ってる。

 

今年で就職する。

やっと自立できる程の経済力をもてる。

口喧嘩すればいつも金の話をしてきた親に、

頼らずに生活することが出来る。

世の中金だ。

金があれば心に余裕も出来る。

金は魔法だ。

金で夢も見れる。

金が無い時はイライラする。

金があればって何度思ったことか。

進学する時も。部活やる時も。飯食う時も。

早く金持ちになりたい。

金で人を黙らせられたらって。そう思う。

今まで自分を育てる間にかかった金額と今住んでる一軒家の値段を計算して倍にして返す。

そしたら縁を切る。

結婚もしない。

子どもも要らない。

1人になる。

それが理想。

親不孝者でしょうね。

こんなふうに育っちまった。

でもさ、関係無いよ。

俺はあなたから産まれただけであなたのものではない。

見返りを求めるなら生まなきゃいいんだ。

見返りを求めたら愛でもなんでもない。

俺は子どもなんか欲しくない。

子どもを育てる気もない。

 

 

自分が嫌い。

自分に似てる人も嫌い。同族嫌悪。

だから家族も嫌い。

つくづく似てるなって思う節があるからイライラする。

家族に感謝はしてる。

でも生きてきたのは俺が頑張ったからだ。

立派に成長したのは俺の努力の賜物だ。

俺は偉い。いい子だ。

何回死のうと思ったかなんて数え切れない。

殺そうと思ったことは数回しかないけど。

俺は生きてる。今も。

俺は生きることで誰かを救いたいなんて思わない。

俺の事を死ねって思ったやつに、

俺が最高に輝いてる姿を見せつけて、嫌味のように生きていきたい。って思ってる。

 

 

クソみたいに性格が悪い。

よく分かってる。

そんな自分の腐った部分は案外好き。

親も友達も俺の事をクズって言う。

自他共に認めるクズ。

クズで何が悪いのか。

クズの夢物語を俺が言うクソ共に見せつける。

それが俺の夢。

 

 

 

 

自分だけ笑えないあの感じは 最終少女ひかさ を聴いてた時にハッとした歌詞です。