何時

欠陥製品 杉原逸月

軽率に生きろ

俺は今日、高校を卒業した。

辛くて、毎朝お腹が痛くて、逃げ出したくなった事もある。

楽しくて、明日が楽しみだった日もある。

ただ、まあ基本的には辛くしんどい物に結果的になってしまった。

 

 

学校にも向き不向きがある。

何にでもそうだ。向き不向きがあるんだと思う。

小中は、地域の子どもの寄せ集め。

高校は学力であったり、学びたい物、感性が少し関わってくる。

とは言っても、場所と学力で階層が組まれてる。

やはり寄せ集めには変わりない。

 

そんな集団生活で、何不自由なく生きていける人間の方が少ない。社交性がある奴でも難しいはず。

人との壁、心の壁、各々の問題、集団での問題。

色んなことが起こる。必ず。

 

そこで、俺が高校三年間で見出した生き方と言うものを教えたいと思う。

 

必ず、責任とか、やりたいことに対する障害ってのは付いて回る。

人と関わる事ってのは勇気が要る。

 

それらを全部解消するってのは無理だ。

そんなのは大人になったって無理だ。

だから、「今」何をするのかと言う事。

 

それは軽率に生きる って事。

 

高校生はまだまだクソ餓鬼だ。

だからもっと軽率に行動して良いんだ。

責任なんて二の次だ。

 

「相手のことを気にしすぎて関わらない」

「コストやリスクが怖くて行動しない」

 

こっちの方が怖い!なんでもやれば良い!!

痛い目くらい見とけ。

 

適当でいいから女と話す。男と話す。

つまんねえ奴でも、機会が有れば趣味聞いたりする。

やってみたい事は手当たり次第挑戦する。

中途半端になるとかは考えるな。

 

自分に自信が無い なんて事は誰だって同じなんだ。

人と関わって、気持ち悪く思われたく無いなら、尚更相手に正しい印象を着けるんだ。

 

関わらないままで、第三者目線で決めつけられた印象ってのはかなり歪んでいるぞ。

 

もっと軽率に、適当に、奔放に行動して欲しい。

 

これは俺が出来ている訳ではなくて、むしろ全く出来ていないからこそ綴っているって訳。

 

この年齢になってやっと吹っ切れてきた。

やっと楽の仕方が分かってきた。

何に向き合えば良いのかが分かってきた。

2020年3月2日、18歳杉原逸月。

 

 

俺たちの戦いは、これからだ!!!