教室の隅に
俺の中のロックンロールとは。
と言う話。
俺の中のロックンロールは、教室隅で息苦しそうにひっそりと毎日をやり過ごしている人間が楽器を持って発狂する。
それが俺のロックンロール。
本マタンゴキルズのモーリーことケイタルル
彼の中に俺が求めたロックンロールがあった。
闇は深ければ深いほど強い力になる。
吐口が無い人間にロックンロールという武器が出来た瞬間、そいつは世界最強の存在に成り代わる。
教室の隅では歩。
けれど、ロックンロールで成金だ。
成金は金よりも輝く。
俺にはそこまで深い闇もないから、このロックンロールには当てはまらない。
だから俺はロックンローラーじゃない。
パンクロッカーじゃない。
悲しい生き物。