何時

欠陥製品 杉原逸月

ロックンロールコンプレックス

ロックンロールってパンク・ロックって言うのが恥ずかしいんです。

口に出して言うのが、顔が赤くなる感じがあります。

それは僕の周りの友達がロックンロールを聴かない人ばかりだったから、

人と違うことを恥ずかしいと思っていたからコンプレックスになっていたんだと思います。

 

今は有難いことに、嬉しいことに俺が好きなものをわかってくれる人が居てやっとやりたいことが出来て充実してる。

でも小中学校では変人扱いだったし、嵐とか歌えないと仲間外れとかもあった。

その頃クロマニヨンズに出会ったんだけど。

それは俺を綺麗に騙してくれた。

完璧に。

 

俺はまだ騙されたなんて思ってないよ。

今はもう恥ずかしくない。

誇らしくもある。

俺なんかがロックンローラーを、パンクスを名乗るなんておこがましいけども。

そうやって自分をカテゴライズするのは好きでは無いけれど。

 

やっと見つけた好きなものを手放す気は無いし、

詳しい詳しくないで俺の感性を否定する奴は許さない。

邪魔をするなら容赦はしない。

 

あぁ。人生が楽しい。

先の事なんて考えられないほどに、今が楽しくて次のLIVEが待ち遠しくて、みんなで演奏する度に夢が目標になる。

目標達成に近付いてる。

 

あの時俺を馬鹿にした奴ら。

見とけよ。

絶対人生大成功してやるからな。