何時

欠陥製品 杉原逸月

前髪が無くて息が苦しい

早く髪が伸びて欲しい。

爽やかな好印象なんてどうだっていい。

もっさいとか、暗く見えるとか陰キャとか。

うるさい。これは俺の命に関わることだ。

 

たかが髪の毛。

それでも視界は狭まって入ってくる情報量は減る。

とても楽。

長い前髪とイヤホンがあればそこはどこだって1人の空間になる。

 

鬼太郎くらい前髪を長くしたい。

髪を染めたい。

タトゥーをいれたい。

 

若気の至りは若い内にやりたい。

 

でも。俺は就職で、何も出来ない。

やろうとすればやれるのかもしれないけど、白い目で見られる。

 

大学生はいいよな。

羨ましいよ。

フリーターになりたい。

 

はぁ。将来の話は憂鬱になる。

時々、ものを壊したくて。全部ぶっ壊したくなる。

全部台無しにしたい。

人混みの中で叫びたくなる。

そんなこと出来ないから銀杏BOYZを爆音で聞く。

 

心の中がぐちゃぐちゃ。

 

頑張って喋ろうとしすぎて吃ってキモい早口な人になってしまった。

本当はもっとゆっくり話したい。

俺がゆっくり話してる時はリラックスしてる時だと思って下さい。

 

なんか。だめだな。今日はだめっすわ。